| 言葉の花 花や自然、暮らしをテーマにしたコラムです。 |
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その十五. 春雨降り、百穀を潤す。 亮.H [4/16]
新芽の茶摘み、種蒔きの季節(トキ)。
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今年の春ほど、花々が一斉に咲き始めたことはないのではと思うほどの暖かさです。公園、学校の花壇は色とりどりの草花であふれ返っています。平行して木々の新芽の成長の早いこと、驚くばかりです。これでは、“三日見ぬ間の若葉かな”
と、言いたくなります。
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| 春休みも終わりに近い朝、通勤電車の中での心温まる会話を一寸紹介しましょう。 車内放送で、「前に電車がつかえておりますので、徐行運転いたしております」。ここで甲高い男の子の声。「お父さん、電車が疲れているんだって」。「えっ、そうだね。満員で電車も重いからね」。別の声あり、「ぼうや、小父さんたちも疲れてるよ」。一瞬にして車内に笑い声が広がり、なんとも言えない明るい雰囲気となり、童心の素晴らしさを教えられた朝でした。 |
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例年ですと、4月下旬からメーデーにかけて満開となるツツシが、都心では早くも7〜8分咲きとなり、その上をツバメが舞い上がっていく姿を見ることが出来ます。 |
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近年、東京近郊に開発された住宅地の街路樹や大学キャンパス内に多く見られるハナミズキの花も今を盛りと咲き競っています。
ゴルフファンの人は、マスターズ・トーナメントが開かれるジョージア州・「オーガスタ インターナショナル GC」 からの映像に、美しいグリーンを取り囲むように咲いている、ハナミズキの白やピンクの花を楽しまれたことと思います。アメリカでは、この花木を“ドッグ・ウッド”と呼ぶそうですが、これは、この木の皮を煎じて犬の蚤を退治することから起こった名だそうです。 またこの花は、平和の使節として、時の東京市長・後藤新平がワシントンに桜の木を送った返礼として、日本に贈られたものです。 |
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4月12日、日帰りで会津若松へ出張した折、桜が丁度満開で、田んぼの畦道にツクシを見つけ、春が日本列島を北上して行っていることを実感することが出来ました。帰りに立ち寄った新宿の居酒屋で出されたつき出しが、三杯酢で和えたほろ苦い“土筆”という偶然に驚き、喜んだことでした。 |
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まま事の 飯もおさいも 土筆かな 星野立子
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