| 言葉の花 花や自然、暮らしをテーマにしたコラムです。 |
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その十二. 弥生三月、春は曙・・・ 亮.H [3/4]
―桃の節句・啓蟄・卒業式―
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日脚が延び、夜明けが早くなりました。すでに6時前には、東の空はうっすらと、紫色から淡いピンクと、暖かく、柔らかい春の光になっています。 ひな祭りの日のTVニュースで、「曲水の宴」の映像が流れていました。流水に盃を浮かべ、手元に来るまでに歌を考えるという、実に雅やかな行事です。
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北海道・函館出身の友人が、早春の3月、枯れ芝の新宿御苑を歩きながら、「あー、春の匂いがする」とつぶやくのを聞き、北国の人がどんなに雪解けの春を待ち望んでいるのかを実感させられた記憶があります。
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2月から3月は入学試験の季節でもあります。発表会場の雰囲気も、昔に比べると様変わりしました。大学の合格発表でも、両親同伴が当たり前となっています。
卒業式に「蛍の光」や「仰げば尊し」を歌わない学校が多くなってきているようですが、あの歌詞をよく読んでみると歌いつづけ、伝えつづけてほしいものだと思います。 今でも、60代以上の同窓会では、招いた恩師を囲み、「仰げば尊し」を歌う人々が多いと聞きます。“師弟愛”という言葉も消えつつある日本の社会なのでしょうか。自然への感謝、親や家族への感謝、社会への感謝・・・忘れないようにしたいものです。 |
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6日は土中の虫が冬眠から目覚めて出てくる啓蟄。余寒は続いていますが、木々の芽、花木のつぼみは色づき、ふくらんできています。 |
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