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花の直径が10cmほどもあり、草丈は25〜6pほどで、周囲の草たちより早い成長に見えました。もちろん、その時にはまだ何と言う草なのか、名前すら分かりませんでした。三十歳代終わりのころのことです。
忘れられないこの草に再び会うことになったのは、「尾瀬」を尋ねるようになってからです。群馬県片品村を通る時、ある民家の庭先に、なんと、こんもりとした姿で、栽培(つく)られていたのです。私は、アラレモナイ姿で、その家に飛び込んでしまいました。何とかしてこの「やまくさ」を我が家の仲間にしたいものだ、と思ってから20年あまりも経っていました。
小さい腋芽の部分をていねいに株分けしてもらい、作り方も詳しく教えてもらいました。
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