きんや先生の雑木ばなし vol.8 ススもスス、スシもスス
|
|
遠野には昔、獣がたくさんいました。
|
猪、鹿は農作物を荒らす害獣で鉄砲を持つマタギが退治しました。 いまでは全然いません。 |
| そうやって捕まえていた獣の肉は街の市の日に肉汁などで売られていたそうです。鹿はカノスス、猪はイノスス、カモシカはアオスス(青鹿)。みんなスス汁なそうです。 なにしろ、鮨もスス、煙突の煤もスス、鹿(獅子)もススなのです。特にアオススは美味しかったそうです。今は天然記念物として保護されていますから、とても食べるなんて不謹慎なことはできませんが・・・。 四足の肉を食べない時代も、薬だといっては、若者達は集まって酒を飲みながら食べたそうです。 まあ、いつも飢饉の危険にさらされていた北東北ですからかんべんしてください。 |
![]() |
![]() |
なにしろ肺病(結核)の特効薬ということで、猿の皮をはぎ、丸煮にして食べていたというのだからビックリです。 知らずに鍋を煮ている所を見た人はもっとビックリで、人間の赤ん坊を煮て食べているようにしか見えなかったそうです。山の中にいる山婆などたぶん誤解されてたんでしょうね。 とりあえず、百鬼夜行の世界はまた、あとにしましょう。 |