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Vol.53きんや先生の雑木ばなし [1/27] |
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| カメレオンと漬菜のビミョーな関係 | ||||
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昨年(2005年)の9月25日、家の中で犬を六匹飼っている我が家にカメレオンがやって来た。生後1ヶ月の(卵から孵化して)エボシカメレオンのオス、全長12cm(しっぽが半分)ほどの可愛い(私には)赤ちゃんだ。 |
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スタッフである彼女はなんと爬虫類系が大好きで沢山飼育している。そしてカメレオンが18個も卵を産んですぐに孵化するから里親を探しているというのだ。こんなチャンスはめったに無い。ためらわず譲ってもらう約束をしたのだった。
あれこれ説明を聞きなんとか飼えそうかな?と思ったが、最大の難関は家族を説得することであると気が付いたのであった。案の定そんな気持ちの悪いものは大反対。日数をかけて忘れた頃にカメレオンの可愛さを力説!これを繰り返し「世話は自分が全部やるから・・・」などと、子犬を拾ってきたときの子供のような言い訳をして説得したのであった。 |
| やってきたのは秋のはじめ。成田の農場周辺にも家の周りの犬の散歩道にもバッタやこおろぎがよく居たので、毎日それを2〜3匹捕まえては体の半分ほども長い舌を伸ばして捕まえる彼をニタニタしながら眺めていた。 | ![]() |
| エボシカメレオンはただいま人気急上昇中(?)なのである。 アフリカ出身、適温は25〜30℃。ジャングルに住み、主食は昆虫なのだが、他のカメレオンと違い野菜や果物も食べる。この点が飼い易さにつながり人気が有るのだ。 とはいっても、カメレオンの食べる昆虫は生きていなければならない。動いていて初めてエサとして認識するらしい(水も動いていなければならない、したがって我が家では小さいポンプを入れている)。つまりこおろぎやミルワームといった生餌が常に必要なのだ。虫嫌いの人がカメレオンを飼うことは非常に難しいということなのだ。 |
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近くのホームセンターのペットショップでこおろぎは1匹30円、いま、1日5匹はペロッと食べちゃうのだ。いかにも美味しそうにだ。今は冬、もちろん野生のバッタが居ないので養殖のこおろぎに頼っているのだが、我が家のカメレオンのサスケ(もちろん忍者の名前だ)は来た時から野生のバッタを主食としていた。 寒くなって栄養満点の美味しいバッタから色の悪い養殖のまずそうなこおろぎに頼るようになったら、あるとき体全体がなんとなくふにゃふにゃになり腰が立たなくなって枝からも落ちるようになったのだ。 |
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もう、これは無理にでも食べさせるしかないと指で口を開け小松菜とバナナを、1日1回から2回食べさせるのが日課になった。つまり家を空けることが出来なくなったのだ。頼りの息子もエサはやってくれない。女達は初めから無理。酔って帰っても食事はさせなくてはならない。朝は犬の散歩だ! しかししかし、こおろぎも食べるようになったが相変わらず小松菜とバナナは自分から食べようとしない。そろそろ半年になる。大きさも25cmは越えた(もっと大きくなる)。だが、毎日口を開けて食事をさせている。他のペットとはストレスになるので遭わせないほうが良いといわれたが、犬の居るリビングが一番暖かいのでそこでバナナなどを食べさせ、汚れた口の周りは犬に舐めさせている(大丈夫かな?)。 |
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ケースの中には無毒の観葉植物の小鉢を入れ、水際に小松菜の1株を配置する。ハイビスカスの花や、葉も良く食べるというので1度入れたことがあるが、これもうちのサスケは食べない。レタスも良いそうだがホウレンソウはあくが強いのか食べない。でもアフリカ出身の彼が日本の小松菜を食べるのだからこれからは様々な漬菜類にもチャレンジさせ、様子を見てバナナの代わりにリンゴやキウイ、カキなども食べさせてみようと思っている。 |
| 漬菜というのはアブラナ科アブラナ属の野菜のうちで葉を主に漬物にする菜類をさすが、ハクサイのように結球するものとカラシナが仲間はずれになっている。 「久しぶりの長い名前」の日本三大のところでも触れたが「日本三大漬菜」は「京菜」「広島菜」「野沢菜」。 もともとの原産はヨーロッパだが、アジアで発達し「山東菜」「大阪白菜」など日本各地に独特の漬菜があり、名産品になっている。寒さにあったほうが甘味が増しコクもでて美味しくなることから、わざわざ霜の時期にあわせて収穫するものもある。 もうひとつのバナナも安くていいし、私の朝食でもあるので、サスケのおこぼれを私が食べさせていただいているという現在である。 今年もよろしく! |
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