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Vol.52きんや先生の雑木ばなし [12/12] |
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| 巨大な草のバナナは偉い! | ||||
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年間100万トンと輸入果物の中でダントツに1位を誇っているのがバナナである。『タビビトノキ』や『ストリッチア』と同じバショウ科の多年草だ。あんな立派な房を作るが、木ではなく草なのである。 |
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昭和39年、つまり私が少年だった頃、バナナは1kgあたり228円と高級果物だった(1本にすると41円ほど)、ミカンは159円、我が家でも栽培されていたリンゴは111円という時代である。お祭りや風邪でもひかなければ食べられなかったのだ。 因みに、昭和39年当時たばこのピース40円、コーヒー1杯60円、ビール大瓶115円、床屋さんが320円の時代だ。 47年頃に値下がりして139円と言う頃があったが、現在でもキロ当たりの価格は237円だ。それに引き換えミカンは532円、リンゴは品種が違うとはいえ472円と4倍になっているのだから、バナナはかなり安くなったといえる(1本あたり43円だ。今コーヒーが『スタバ』で250円、たばこが300円ほどだから・・・)。 |
| 初めてバナナが日本に入ってきたのは明治36年4月10日とはっきりしているのだ!(しかし、バナナの日は8月7日)台湾から入ってきている。しかし当時台湾は日本に属していたので輸入ではなく移入と言うらしい。 戦後も台湾からの輸入が多かったが、昭和45年には南米エクアドルが1位、48年からはフィリピンが1位となって現在に至っている。因みに、バナナを食べる量でも世界1位と2位を競っているのがこの2カ国。 といってもエクアドルが78,1s、でダントツ。フィリピンが35,5s以下、ブラジル29,6s、ウガンダが20,8sと続くのだ。 アメリカで11sほど、寒い国のスウエーデンが17,7sと結構食べているのだ!しかし私にはかなわないだろう、ガハハハハ! |
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バナナは苗から育てられて畑に移植されている。花が咲くまで半年ほどかかり、虫やコウモリに食べられないように大きな袋をかけ大事に育てられる。9ヶ月ほどで収穫を迎え、青いうちに傷をつけないように丁寧に収穫される。 |
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バナナ自体は26〜30℃が最適気温で、年中暖かくなければならない。各地に3000種あるとされているが、湿気も必要。台風がこないことも大事な条件らしい。 しかし、日本にも仲間は自生する。お馴染みのバショウだ。中国が原産だが各地でちゃんと冬越しをしている。バナナに似た大きな葉は強い風でぼろぼろになるが、場所によっては大きな花を咲かせ、小さなバナナに似た果実を成らせる。
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各地の巨大な温室で存在感をアピールしているタビビトノキも同じバショウ科の仲間である。葉は似ているが花はこれも同じ科で、ストリッチア属のゴクラクチョウ科の花に似ている。扇のように広がる葉の部分でさえ柄を入れると5mを越す。全体では20mを越える巨大な草なのだ。 葉柄の付け根に溜まった水を旅人が飲んで渇きを癒したという話や、葉柄を切ったとき滴り落ちてくる樹液を飲んだとか、扇のように広がる方向が東西で、旅人が目安としたなどと言う説がある。あまり溜まった水は飲まないほうが良いと思うのだが・・・。 |
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タビビトノキをぐっと小さくしたストリッチアは、鳥のくちばしのような美しい花咲かせ、沖縄や八丈島などで切花用の植物として栽培されている。 もっとユニークな花のつき方をしているのが熱帯アメリカ原産のヘリコニア。美しい赤や斑入りの葉を持つ種類もあり150種を越えるといいます。 今では世界中の熱帯で栽培され重要な食料となったバナナ。生産地では青いバナナを料理用として調理して食べられている。そろそろ日本も、ジュースや生食だけでなく色々な料理に使用して、もっともっとすばらしい、栄養満点のバナナをいっぱい食べて欲しいものです。 |
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