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Vol.46きんや先生の雑木ばなし 10/5] |
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| 西も東もかぼちゃの季節 | ||||
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今年の日本列島は台風に何度も何度も襲われ、畑は水浸し、果樹は落とされ、稲は倒され、家や橋までも流され、尊い人命までもたくさん奪っていった。 |
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生きるすべを植物に依存している人間もそのリズムに合わせてきた。 日本では、冬至には柚子湯に入りカボチャを食べるという風習がある。この日に食べると脳卒中にならないとか風邪をひかないとかの言い伝えだ。 栄養満点のカボチャは本来ならば夏から秋にかけて収穫する夏野菜に入る。保存の効く、さすがのカボチャも雪が降り始めると軟らかくなり味も落ちてしまう。この頃までが限度で、冬至のカボチャは食べ納めになる。 |
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もともとはアイルランドのお祭りだった「ハロウイーン」も今はアメリカの代表的なお祭りになっています。子供たちが魔女や精霊に仮装して近所をまわりキャンディやお菓子をもらう姿は、なんともうらやましいお祭りだと思ったものです。家々を飾るカボチャの提灯が楽しいものです。
ハロウイーンは10月31日で、感謝祭は11月の第四木曜日。豊作を神様に感謝するお祭りはカボチャ、トウモロコシ、リンゴ、ジャガイモなどが主役になります。 今年も日本各地でカボチャコンテストが行われ、300キログラムを超える大きなカボチャが話題になりました。放任していても大丈夫といわれるカボチャも、ここまで大きくするのには色々秘策があるようです。 |
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カボチャはキュウリ、スイカ、ヘチマなどと同じウリ科の一年草。日本には16世紀にポルトガルの船に運ばれてきたとされています。カンボジア産のカボチャが殿様に献上されたため、カボチャと呼ばれるようになったのでそう。しかしカボチャの原産はアメリカ大陸です。 この時に来たカボチャは中央アメリカが原産のいわゆる「ニホンカボチャ」で、トウナス、ナンキン(南京)、ボウブラ等と呼ばれて親しまれています。日本各地には御当地野菜としてたくさんの品種があります。 |
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「セイヨウカボチャ」はクリカボチャとも呼ばれますが、原産はペルーやチリなどの南アメリカの山岳地帯。日本で多く栽培されるようになったのは明治以降で、第二次大戦後から特に食べられるようになったのはこのタイプです。
もうひとつユニークなのが「ペポカボチャ」、ポンキンと呼ばれる品種です。300キログラムを越えるアトランチックジャイアントから、小さくて楽しいおもちゃカボチャ、金糸瓜と呼ばれるソウメンカボチャ、そしてズッキーニがこのタイプです。原産は北アメリカ南部、寒さにも強い品種です。 ハーブになる「パンプキン」はこのペポカボチャです。種子からは食用油が採れ、腸内の寄生虫を駆除する働きがあるらしいです。中国ではこの種を煎って、おつまみとして売られています。 |
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| カボチャは水はけと日当たりの良い畑を好みます。キュウリなどの接木の台木として利用されるくらい丈夫なカボチャですが、やはり連作は避け、有機質のちゃんと入った肥沃な土のほうが良いようです。 様々な品種を種から育てても楽しいですが、寒い地方は苗を購入して育てるのが無難です。おいしいカボチャにするにはひとつの実に15枚の葉が必要だとされます。広い面積も必要になります。雄花と雌花がおなじツルに咲きます。雨が多かったり寒い時期に重なった時は、ミツバチたちによる受粉が期待できないことも有ります。早起きして人の手で受粉させると良いでしょう。また別の品種のオシベで受粉させ新しいカボチャ作りにチャレンジしてみるのも楽しいでしょう。 |
| こんなに日本人の生活になじんでいるカボチャも、スーパーなどに並ぶのはニュージーランド、トンガ、メキシコなどからの輸入が多いのです。おかげで一年中食べられるようになったのですが・・・。 日当たりの良い空き地でも見つけたら、カボチャを育ててみませんか?それがジャンボカボチャだったら、近所でも大評判! |