きんや先生の雑木ばなしTOPへ▲

Vol.44きんや先生の雑木ばなし

kinya
【先生にメールしよう】
 多田先生にお便りメールを送ろう!花に関する質問やコラムの感想など何でもOK。なお、
メールを送信する前にお名前、メールアドレスをもう一度確認してね。
E-Mail:info@flowertask.co.jp 
− お知らせ −
長く暑い夏のひと時、「都会の森・ゲートシティのふしぎ動物園」に出かけてみませんか?
 8月14日(土)〜8月29日(日)の16日間、品川区大崎の「ゲートシティホール」で「都会の森のふしぎ動物園」が開催されます。 広い会場には、14人のアーティストが様々な素材を使いひらめきの創作動物300点が展示されます。
 今回、私もジオラマガーデンを出展します。
ン千頭の羊牧場を予定。ただいま猛暑のなか羊づくりに没頭中!! 当日は探検しながら探してね。28日はジオラマガーデンの講習会も予定しています。お子様連れで遊びにきてください。
■アクセス JR・りんかい線「大崎
  駅」下車 南口改札徒歩1分 
  ゲートシティ大崎B1 
■問い合わせ イベント事務局 
  TEL 03-3566-6688 
ウミのホタル、ブドウ、サボテン、
   フクロウ、なんだこりゃあ・・・
 

 水辺にホタルの飛び交う、季節になりました。だからといって人間にとっては(私にとっては)決して過ごしやすい良い季節ではありませんね。蒸し暑く汗だくの夜がこれから続くことを考えると、寒い冬も嫌ですが夏も大変だ。

 暑かろうが寒かろうが季節を問わず輝いているのが千葉と川崎を結ぶ高速道路の東京湾にぽっかり浮かぶ「うみほたる」。良く名づけたと思います。夜の飛行機から眺めるととても美しく見えます。千葉県人からすると、もっと安くなるともっと美しく見えると思いますが・・・。

 ウミホタルは全長3ミリ程度のちゃんとした甲殻類。二枚の殻を持ち、それこそホタルのように刺激を受けると青白く発光するそうです。


 海の中にはホタルだけじゃなくケムシやクモもいるようで、ウミケムシはゴカイの仲間。6センチほどの本当のケムシのようです。

 

 ウミグモはウミホタルと同じ甲殻類ですが「皆脚目イソウミグモ科」。小さいクモだが図鑑にもウミグモの一種としか紹介されていない不思議な生物です。
 

 海の中には何も虫だけじゃなくて鳥も住んでいるようで、ウミフクロウは軟体動物のウミウシ(ありゃりゃこっちは哺乳類だ。ややこしくなってくる)。背楯目ウミフクロウ科。貝殻は無く浅海に住んでいるようです。やはり夜に活動するのでしょうか?

 
 海水の中にはサボテンもいます。サンゴの仲間。サンゴといってもあの固いサンゴではなくてウミサボテンは柔らかいからだのウミトサカの仲間です。フクロウじゃないが夜に元気なようで昼は縮み夜は伸び上がる。ホタルのように刺激で光るものもあるからすごい!
同じウミトサカにはウミイチゴというのもいて10センチの大きな赤いイチゴだ。
 
 
 イチゴがきたからには、ようやく今回本命のウミブドウの登場です。
熱い熱い夏に沖縄に行ったら、一度は食べてみてください。
「ぷちぷち」のあの食感はくせになります。
最近は沖縄物産の店で少数ですが手に入るようにもなりました。
沖縄料理の店でも食べることができます。
もちろん島で食べるのが一番安くておいしいに決まっているのです。
ウミブドウはイワヅタ科の海藻で、最近は養殖もされているようです。
 

 間違えられやすいのが陸上のウミブドウ。タデ科で、ハマベブドウというのがありまして、別名ウミブドウ! ややっこしいったらありゃしない。

 まあ、そこが生物の世界の楽しさなのですが・・・。
暇つぶしに色々な図鑑を眺めると楽しいですよ。
ただし、この図鑑の世界、重い(写真が多いと重くて持ち運びが大変)、高い(当然、詳しい良い図鑑は価格が高い)、きりがない(次々に別な図鑑、ランクが上の図鑑がほしくなるのです)の三拍子そろっている
。真夏の長い夜、汗をかきながらビジュアルな図鑑の深い海の中に浸ってみてはいかがでしょうか・・・。

 

参考文献 山と渓谷社「海辺の生き物」