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きんや先生の雑木ばなし Vol.42

五穀豊穣、粟島は日本海
  日本海に浮かぶ大きな佐渡島のはるか右横のほうに小さな島があります。人口約500人の粟島です。本土の岩船港からフェリーが出ています。飛行場はありません。

 このときに乗った船が、運悪く嵐の後だったため、うねりがひどく揺れた、揺れた!二等船室を転げまわって一時間半、いままでで一番辛い船旅でした。
 数年たった今でも思い出すと、眩暈がしてくるのです。因みに乗船料金は1830円、一時間で着く高速船は3670円。
イネ

ムギ

 面積が10kuほど、日本海に浮かぶ本当に粟粒のような島なのです。椎名誠率いるナントカ探検隊がよく行ってた島なのです。

 釣りを目的の観光客が多く、内浦の港に面して、民宿がズラーっと並んでいます。この内浦は本土を向いています。島の反対に金谷というところは大陸を向いています。したがって日本海に沈むとても美しい夕陽が見られるスポットとして有名な場所なのです。体がふらついていた私は、300円の自転車を借りる勇気もなく、島の反対側に行くことができなかったので。したがって、この美しい夕陽を拝むことができなかったのであります。

 昭和の初めまで、野生の馬が走りまわっていたというワイルドな粟島は粟のような丸い島ではなく米粒のような細長い島です。海水浴場もあり夏はとても混む、新潟のレジャースポットなのです。

 「わっぱ煮」という名物料理があります。樹の皮でできた「わっぱ」に、魚や薬味を入れ、焼いた石をその中に入れて煮立たせて作る味噌汁のようなものです。鍋要らずで、焚き火を楽しみながら海岸で地元の人達が食べていました。そういえば近くの山形では、川原で「芋の子汁」をよくやるところ。野外料理が好きな人が多いようですね。

 マダイ、ハナダイ、イシダイ、クロダイとすごい魚達が釣れる島だから、きっとおいしいでしょう。民宿の朝ご飯にたのんでおくと800円くらいで「わっぱ煮」を味わうことができます。

アワ

ヒエ キビ  粟といえば五穀のひとつ。広辞苑によると米、麦、粟、豆、黍(または稗)が五穀、人が常食とする五種の穀物と言うことになっています。
 最近の自然食ブームで、粟や黍も見直されてきましたが、鳥のエサていどの認識しかされていなかった、かわいそうな穀物なのです。

 米のご飯の変わりに粟や稗で我慢しろと言われるとつらいものがありますが、健康のため少し混ぜて食べてみるといいのかもしれませんね。
 米の作柄が安定しない寒い東北では最近まで粟や稗は重要な穀物だったのです。粟はイネ科の一年草、雑草扱いされるエノコログサが進化したものだといわれています。

 ちなみに粟や稗の粒が米の中に混じっていると米の検査に引っかかってしまいます。つまり雑草扱いにされてしまいます。ちゃんと分ければちゃんとした穀物になるのです。わたしも気をつけなくちゃなりません。
ダイズ

 花業界は一年のうちで今が一番忙しい時期です。花の仕事に携わっている人は寝る間もないくらい働いています。私もあっちへ行ったり、こっちに呼ばれたり、結構忙しい日々を送っています。でも、今が頑張りどころ・・・。  kinya

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