きんや先生の雑木ばなし
vol.31
雪と早池峰とお餅
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同じ岩手県出身で同い年の新沼健治は「津軽には七つの雪が降ると・・・」と歌ったが、どんな雪でもよく積もる秋田、新潟地方は米もまたよくとれるところなのである。山に積もった大量の雪は、春にゆっくりと解け、新鮮な酸素をたっぷりかかえて田んぼにやってくるのだ。この水がおいしいお米を育てるのだ。
やっかいではあるが、現在ではこの雪と言うハンデを良い方向に利用しようとさまざまな試みもされているようだ。「雪国ガンバレ!」。 |
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美しい雪は植物の名前にもつけられています。遠野の早池峰山は1914メートル(?)とそれほど高くはないが、北上山地の最高峰、高山植物の宝庫として有名である。 |
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| 「ユキワルイチゲ」という美しい名の花もあります。漢字で「雪割一華」。いいですね。他には「ユキミバナ」、「ユキザサ」、おなじみ「ユキノシタ」もありますね。 特にユニークなのは「ユキモチソウ」。どぎつい模様で山で見かけると一瞬どっきりする「マムシグサ」の仲間です。仏炎苞から飛び出して見える真っ白い「お餅」、これは花序てっぺんについた付属体。2から3センチの白いふくらみは、まるでお餅かマシュマロだ。 |
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そういえば、東北のわらべ歌に「正月―ええもんだーユギのようなママ食って・・・」というのがありました。真っ白な雪はめったに口にすることのない白いご飯を連想させるのでしょう。野山でこのちいさいお餅をみつけた子供達は、きっと「ゴックン」とつばを飲み込んだに違いありません。 今年も豊年でお米をはじめ農作物がたくさん採れることをお祈りいたします。 |
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