きんや先生の雑木ばなし
vol.26
「サワフタギって 何だ?!」
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鮮やかなピンクの花色をたくさん房のように咲かせていた「サルスベリ」。まばらになり、花房にボリュームがなくなり、色あせてくると、もう秋の気配です。
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庭木として人気があって、「ナツツバキ」より小さい花を咲かせる「ヒメシャラ(ナツツバキはシャラ)」の木肌も赤く、つるつるしていて、皮が小片となって剥がれるため、"サルスベリ"と呼ばれています。 |
| 逆に、枝や葉にトゲがいっぱいで、ヘビや野鳥が近づけないだろうと名前を付けられたものもあります。 「ヘビノボラズ」は、メギ科の落葉低木。本州の中部より西の湿地に生えています。幹に鋭いトゲがあり、葉の縁もノコギリのようなのだ。ヘビも登れないということは、鳥も止まることが出来ないので、別名は「トリトマラズ」。 |
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ウコギ科の「ハリブキ」は、もっとトゲがいっぱいですごい! 確かにヘビも嫌だろうな。こちらも「トリトマラズ」とか「ヘビノボラズ」の別名がついている。 |
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私の故郷の岩手県では、他人にいつも迷惑をかけたり、手のつけられないイタズラ者を「サフタギ」、「サワフタギ」と呼んでいる(皆ではないと思う)。 |
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早春に赤い地味な花を咲かせる「フサザクラ」も「サワフタギ」の別名がある。赤く見えるのは葯であり、雄しべが房のように垂れ下がっているのです。サクラの名は付くが、バラ科ではなく、関係のないフサザクラ科です。 人間とは関係なく、別に生きてきたのに、成育旺盛で、たまたま迷惑をかける場所にいたというだけで悪口を言われ、名前までそのような名になってしまう。人間って勝手ですよね。 |
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