きんや先生の雑木ばなし
vol.21
ツルツル、ガラガラ 海藻はユニーク
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ハーブは昔から全世界のいろんな民族の間で、香料や薬や食欲をそそるスパイスとして利用されたり、または心を休ませてくれたり元気の素として使われたりと、色々な形で役に立ってきました。 |
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“ブラダーラック”というハーブは、日本ではヒバマタのことです。リューマチや捻挫の治療に使われ、成分として含まれているヨウ素は甲状腺を刺激し、新陳代謝を活発にするからでしょうか、肥満の薬にも使われたようです。
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| また、ヨウ素をたくさん含むため、イギリスではカリウム肥料として使われたり、羊や牛の飼料にもされています。 海の汚染物質を含んだり、カフェインや他の薬品と化学反応を起こすこともあるので、他のハーブもそうですが、素人判断の使用は控えるべきでしょう。 |
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コンブの仲間もまた “スウィートラック”
という名のハーブです。ビタミンやミネラルが豊富なので、漢方でもリンパ腺の腫れやしこりをなくすために使われていたようです。そして、分泌する甘い液体は、乾燥させると結晶になるのでチューインガムや苦い丸薬にまぶしたりします。
昔からこの海藻を焼いた灰は、ケルプ灰として有機栽培するガーデナーにはよく利用されています。 |
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同じコンブでも日本人には馴染みの深いものに“トロロコンブ”がありますが、コンブ目・コンブ科のひとつの種類の名前なのです。ただ、いま市販されているトロロコンブは普通のコンブを削ったものがほとんどのようです。 |
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また、ノリといえば“アサクサノリ”。しかし、アサクサノリもちゃんとした種類の名前です。 これと似たようなものに“ノリマキ”というのもあるからおもしろいのです。 |
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日本は海に囲まれ、黒潮や親潮の影響なのでしょうか。世界中で最も豊富な海藻が成育し、1400種はあるといわれています。水の中、しかも海水の中でも生育するわけですからかなり独特な植物で、形態も色々、ユニークです。したがって名前もユニークなものがあります。
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“ツルツル”は名のとおりツルツル、ネバネバ。 “ガラガラ”は暖かい方の海にいる小さな海藻で、石灰質を含むため逆に乾くと硬くなります。 |
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| 最後にひとつ、“ミチガエソウ”というのがあって、“マクサ”という海藻とまちがえやすいのでついた名前。 誰がまちがえるのだろう? |
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参考文献: |
フイールドベスト図鑑『日本の海藻』
自然の薬箱 ハーブの写真箱 |
学研 マール社 日本ヴォーグ社 |
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