きんや先生の雑木ばなし    vol.20  国家の国花



 今年、日本では桜が早く咲きすぎて、花見の予定が狂ってしまいました。
 桜は日本を代表する花、国花になっています。もともと桜といえば、日本原産のヤマザクラのことを指していました。ソメイヨシノはいわば新参者なのです。
 世界にはいろいろな国があり、それぞれ国を代表する花・国花が定められています。一体どんな花が国花となっているのでしょうか。何にでも興味津々の私は、気になり始めるとすぐ調べてみたくなる性格なのです。皆さんとご一緒に少し見てみましょう。

国花や国花に準じた花
 

 日本文化のルーツ・中国では、花といえば・“、そして
ボタンです。梅は薬としても利用される大切な植物。多くの品種があり、日本でも400種を越えるそうです。



 フィリッピンは“と、中国で書きますが、花はマツリカ茉莉花ジャスミンのことで、香りの女王といわれています。
 お隣のマレーシアは、『馬来西亞』と書き、ハイビスカスの元となる仏桑花を国花にしています。
 ハイビスカスハワイの花です。

 プルメリアを国花にしているのは、 』と書いてラオス。熱帯アメリカの原産ですが、アジアの暑い地方ではよく植えられています。

 国境を接しているタイは、『泰国』で、花はスイレン。漢字で睡蓮。花が夕方に閉じて眠るからでしょう。
 インド洋の宝石・スリランカもハスの花です。本当に宝石もたくさんとれるといわれる美しい島です。
 戦争やら何やらで大変なアフガニスタンは 『阿富汗』と書きます。この地方の原産の多いチューリップが国花。クルシアナは有名です。
 オランダ『荷蘭』、ベルギー『 』、ハンガリー『匈牙利』もチューリップが国花です。


 クローバーを国花にしているのがデンマーク『丹麦』。 牧草ですが、シロツメグサではなく、レッドクローバーの方です。
 ツメクサは『詰め草』で、船の荷物の詰め物だったのです。
 『瑞士』と書くのがスイス。高山植物の女王・エーデルワイスです。
 日本にもウスユキソウが自生していますが一番似ているのはハヤチネウスユキソウだといわれています。
 私の故郷・遠野にある早池峰山は高山植物の宝庫といわれています。是非一度登ってみてください。
 日本では『伊太利』と書くイタリアも中国では『意大利』。花はヒナギク。ちょっとイメージが違った気がしました。  『 』のサンマリノはシクラメン(Cyclamen neapolytanum)で、ミニシクラメンです。


 ギリシャは『 』。これもリーフで有名なスウィートバイオレット。香水の原料です。
 昔は“延命菊”、“長命菊”と呼ばれたそうな・・・。

 ハーブの女王・ラベンダーを国花にしているのがポルトガル。中国では、『葡萄牙』と書き、ブドウの意味なのですが・・・。
 ポーランドは“波蘭”で、花はパンジーです。
 『美国』のアメリカは西洋オダマキ。『墨西哥』のメキシコはダリアです。ダリアは日本には“天竺牡丹”の名で入ってきましたが、原産はメキシコなのです。
 いや〜、本当に世界は広いですねー。残りは次回ということで・・・。


 
参考文献:カラーブックス「世界の国花」  保育社
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私の大好きな春ですね〜。故郷の山・早池峰山に登りたくなりました。  
                 kinya

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