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なすの育て方・・・育てやすく、実りも多いナスを育ててみましょう。市販されているしっかりとした大苗(本葉4〜5枚)からはじめてみるとよいでしょう。

ナス <Solanum melongema L
>

ナス科の潅木性多年草
 原産はインド東部。栽培上は一年草として扱っています。日本には8世紀に中国から伝来したとされています。果実には長円形、倒卵形、球形などがありますが日本では漬物用の品種が多く、昔から煮物や漬物などに利用され重要な野菜のひとつになっています。
 栽培の歴史も古いため、全国の各地方に多くの品種が育成されています。

[栽培メモ]


 実が熟すると種子が硬くなり食用に適さなくなるので普通は若果を利用します。ナスは多肥を好みます。肥沃で水はけの良い場所に植えましょう。水はけの悪い場所では半枯れ病などの病気が発生しやすくなります。またトマトやジャガイモなど同じナス科どうしの連作を避ける必要があります。

 わき芽を伸ばしすぎるとあまりに茂りすぎてよい実がなりません。3本に仕立て、7月下旬には一度思い切って剪定して切り詰めます。少し休ませ、秋ナスを収穫できるようにしましょう。木を弱らせないよう毎日観察しながら良い実を収穫します。ちょっと遅れると大きくなりすぎたりしますので注意しましょう。
@日当たりがよく、水はけの良い場所を選びましょう。
 苦土石灰を1uあたり2にぎりを目安に撒き、良くすきこんでおきます。10日以上おいてから、1株あたり堆肥4握り、化成肥料おおさじひとつを施肥し、根が張る深いところまで良く耕します。
 夜の温度は15〜18℃が適温です。10℃以下だと成長が悪くなります。日中は30℃くらいが良いでしょう。暖かくなってから植えたほうが良く、早植えは避けましょう。夏の暑さには強いのですが、実には充分日があたるように、葉をあまり茂らせないようにします。
A植えたら土をかけたっぷり潅水します。支柱を1本斜めに立てて留めておきます。 B一番花のすぐ下とその下のわき芽だけを残して、他のわき芽は摘んで、主枝とその2本の枝を伸ばしていきます。
C実がなり始めると重くなってくるので、もう1本支柱を立てて枝を支えましょう。乾燥と地温の上昇、雨の跳ね返りなどを防ぐため、切りワラなどでマルチングをしておきます。


D主枝と2本の側枝を育てていきます。その後は整枝の必要はないでしょう。20日を目安に追肥をします。1回目は株の周りに化成肥料をおおさじひとつ半ほど、2回目から畝の下に施し、土といっしょに混ぜて畝の上にも寄せて上げます。 E7月下旬、主枝と2本の側枝を短く切り戻しをして、秋の収穫を目指し、新しい枝と更新をします。同時に完熟堆肥3にぎり、化成肥料おおさじ2つを根の回りの深いところに施します。

健康な花

不健康な花
F良い実を収穫するためには健全な花を選んでならせましょう。花びらの色が濃く、中央の雌しべの長いのが良い花です。
 
G色が悪く、雌しべの短い花には良い実が
つきにくいので、なるべく早く摘んでしまい。
株の負担を軽くしてあげ、良い実だけを収
穫するようにしましょう。
H開花後、15〜20日で収穫できるようにな
ります。とげがあるので、ハサミを使って収
穫しましょう。