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Vol.56 クレピス Crepis.rubura
     ももいろタンポポ   [4/4]                          

 

 『桃色タンポポ』の名前で親しまれているクレピスは桃色とても丈夫です。特にロックガーデンや、のり面などの傾斜した場所の花壇に最適な花です。

 日当たりと水はけの良い場所であれば元気に育ち、40pほどに伸びた花茎の先に、その名のような、タンポポに似たピンクの花をひとつか2つ咲かせます。

 花色は『桃色タンポポ』と呼ばれているにもかかわらず、ピンクと白があり、春から夏まで次々と咲き続けます。


桃色タンポポ
桃色タンポホの白花
 

 一年草として扱いますが短命の宿根草です。原生地は南イタリアやギリシャのクレタ島の周辺です。この種の和名はオニタビラコで北半球に約200種が分布しています。

 上から見るとロゼット状に葉が広がります。水枯れすると下の葉が枯れてきて、心配しますが、根は丈夫で、再び水をあげると元気に回復する場合が多いようです。あきらめずに水遣りを続けてみましょう。

 病害虫にも影響されることはほとんど無いようです。咲き終わった花はタンポポのような綿毛状態になるので、種を取る場合以外は花茎ごとハサミで切り取りましょう。


咲き始めは風車のようにねじれています。


 庭の外回りなど、垣根をバックにクレピスを植え、手前にキンギョソウやリナリア、さらに手前にスイートアリッサムやデージーなどでのり面をピンクの花で彩ると、明るく春を演出することが出来るでしょう。

春ののり面花壇設計例