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絵本-りんごの木の下で ホーム

Vol.52 日々草 京風車(きょうかざぐるま)
     Catharanthus roseus  キョウチクトウ科   [7/11]
                                    

 じめじめした梅雨が明けると、いよいよ本格的な夏がやってきます。

 ベゴニアやインパチェンスなどとともに夏花壇の主役とも言えるニチニチソウ。とても馴染みの深い花ですが、この花は湿った環境がとても苦手。本来の性質を活かし、元気に花を咲き続けさせる為のコツは植え替え時期がポイントです。

 ポットなどで購入された場合、花壇やコンテナに植え換えるのは梅雨明け後にした方が安心なのです。


風車のような花びらの形がユニーク。
毎日、次々に咲き続ける花が、
夏花壇の主役として活躍します。
 
   「京風車」−いい名前を付けてもらったものです。
 京都の川面を渡る風を受けて、涼しげに回る風車のような五つの花びら、上品に絞りの入った花色のグラディエーション、それぞれ個性的ない5種の花たちは、短い花の命を精一杯誇るかのように、次々と咲き続けます。
 

 

 

きぶね  咲き始めの薄いサーモンピンクのはなびらは、やがて白に変わっていきます
やさか  白い花びらの上に筆でひとなで、鮮やかに桃色に染めた花が印象的
ぎおん  「やさか」より、やや控えめなピンク色の花は舞妓さんの髪に飾りたいほどです
くらま   薄めの紫色で中心が黄色の花は、強い夏の日差しの元でも涼しげです

 

 

 

[管理法]
 花壇苗としては一年草として扱われる日々草ですが、本来は寒さに弱い多年草です。
日当りがよく風通しの良い場所を好む花で、過湿にならないように水遣りには注意し、土の表面が乾いてからたっぷりあげましょう。

 ひとつひとつの花の寿命が短いので日々草の名前が付きましたが、花期は長く、環境がいいと次々と咲き続き、長く楽しむことが出来ます。咲き終わった花は早めに摘むことを忘れず、また姿が乱れてきた時には2節ほど残して切り戻しを行い、株を若返らせて、新しい枝を増やしましょう。

 肥料分が少なくなると花数が減ったり、花が小さくなってきたりします。2週間に1回を目安に、液肥か即効性の化成肥料(燐酸とカリが多めのもの)を適量ほどこしましょう。

 耐寒性は無いので秋の終わりには明るい室内に取り込み、15℃を保ってあげると冬越しも可能です。

あおい  白から紫へのグラディエーションはまるで着物の柄に染め上げられたようです
 

 お日様が大好きな日々草です、暑い夏もこの「京風車」で庭やベランダを涼しげに飾り、時にはゆかたでガーデニング・・・・(蚊には注意しましょう)。
日本の夏を楽しんでみては如何でしょうか?